2月13日より、上海市出入境検疫局はペットの海外から持ち込まれたすべてのペットに対して、検疫隔離させる。
中国国家質検総局の指導に基づくもので、2月13日から検疫制度の強化を行うことになった。
具体的には、携帯する形で持ち込めるペットは人一人につき犬または猫の1匹だけで、検疫検査機関に申請をする。犬または猫以外のペットの携帯持ち込みは許されていない。
さらに、ここで各国が発行する動物健康証書と予防接種証書、個人の入境証明書などの文書を提出する。なお、申請中は動物は検疫関係機関に預けられることになる。
もし資料に不備がある場合は、7日以内にそろえなければならないが、そろわなかった場合は期限以内に自国に出国させるか、処分されてしまう。
また、荷物を預けて持ち込む場合は、上記の証明書のほかに『中華人民共和国海関進・出境旅客行李物品申報単』など税関の印がある証明書が必要。
エクスプロア上海より引用
これだけ読むと、書類さえそろっていればいいのかとも思えますが、上海のペットサークルの情報では、一ヶ月係留されるという話も。
実際どうなのかというのは、やってみなければわからないとしか言えないです。SARSが流行ったときも、入国後15日〜30日間係留されると発表されましたが、係留しておく施設が足りないためか、結局実施はされなかったみたいですし。まあ、とにかくペット連れで上海入りする予定の人は、可能なら13日までに入国する方が安心ですね。